焼売(シュウマイ)の美味しい老舗の中華料理店があるというので,難波まで出掛ける。なんばCITYから日本橋(ポンバシ)のオタロードへ向かう途中の広めの路地に見付ける。
入ってみると,カウンターが目に入る。小父さん店員に「1階か,2階かどちらにする?」と問われたのだが,カウンターは結構混んでいたので2階へ階段を上がる。2階はテーブル席。ちょっと手狭かな。1人だったが2人席に案内されて,取り敢えず「生中」(生ビール中ジョッキ)\400(以下税込)。スードラのようだ。
で,メニューを拝見。表側は一品とドリンク。種類は少ないが大衆中華としては要点を抑えている。裏側は「しゅうまい定食」など定食数種。ここは普通に食事に入る店のようだ。

しゅうまい@一芳亭本店

上の写真,これは食べなければイケない名物の「しゅうまい」(1人前5個)\320。お店が混んでいたのでしばらく待った後に登場。卓上に練り辛子と醤油・酢などがあるのでお好みでいただく。中国人経営の本格中華では用意がないが,焼売にはやっぱり練り辛子だよな。
で,調味料をセットした上で一口食べてみてビックリ。ふわとろ。今までにない食感で「旨い!」。いやこれは何個でもイケるな。次回は一人当て2人前以上頼もう。ネットの情報によると,この黄色い皮は小麦粉ではなく薄焼き卵だという。小麦粉の入手困難な時代に工夫されたとか。でも,昔は籾殻に鎮座する卵も貴重品だったのでは?

酢豚@一芳亭本店

生ビールをお代わりして,「酢豚」\600を追加。あ,でもこれは私の口には合わず,残してしまった。次回は評判よさげな春巻を試してみよう。
夕方6時過ぎに入店したときには無かった店外の行列が,退店時には発生している。オタロードを少し見物して戻ってきた時には行列は更に伸びている。土曜日は早い時間に入店するのが吉かと。で,行列に遠慮して今回は店頭風景の写真は撮れなかった。

華風料理 一芳亭 (いっぽうてい) 本店
アクセス: 各線難波(なんば)駅下車。なんばCITY北館と南館の境目のガードの東「難波中2」の交差点より一つ南の信号のある横断歩道を渡って,先の広めの路地を少し行った道の南(右)側。徒歩1分。
住所: 大阪市浪速区難波中2-6-22
電話: 06-6641-8381
営業時間: 11:30~20:00
定休日: 日曜・祝日
喫煙: 可
リンク: ホームページ 地図