広島焼の新店開拓。地下鉄我孫子駅から駅周辺の飲食店などの立ち並ぶ店舗街を抜けて北へ住宅地辺りまで行った下駄履きマンションの1階にお店がある。
店内はこぢんまりとしているが明るい内装。スタッフは厨房の店主らしき(還暦過ぎの私から見ると)若めの男性のみ。入って左側にテーブル,4人席2卓・2人席2卓。右側の厨房の前のカウンターは3席ほどある。お好み屋さんではあるが,テーブル・カウンターとも鉄板はハマっていない。厨房でまとめて焼いて出すようだ。
(追記も含め,以下の写真は全てクリックすると別タブで拡大表示します。)

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取り敢えず,生ビール(スードラ)中ジョッキ\450(以下税込)。お好み焼きなので焼き上がるまで10分ほど待ったか? その間,結構枚数のあるメニューをゆっくり眺める。

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で,「広島焼」\750登場。テーブルに鉄板がハマっていないので,熱々の鉄皿の上に乗っかっている。初めてなのでトッピングなどはせず素のノーマルを。ただし,広島焼には「そば(中華麺)」か「うどん」のどちらかが入り,「そば」が多数派みたいだが,今まで「うどん」でいただいたことがなかったので,「うどん」を指定した。ということで具は,キャベツ・もやし・豚肉・たまご・うどん。広島で注文するときは「肉玉うどん」と通ぶって言えばいいのかな? 大阪で単に「肉」といえば牛肉一択だが,広島焼屋さんの「肉」は豚肉のこと。
ところで既に切り分けられている。メニューにも店内の壁にも,広島焼は重ね焼きで切りにくいのでご希望の方はおっしゃっていただければ厨房で切り分けます,との意味の表示があるが,どうも注文のときに「初めてなので一番普通の広島焼をうどんでお願いします」と言ったので,コイツは初心者だなと気を使って切り分けてくれたらしい。

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卓上のカスターには,一味・胡椒・ゴマ・ガーリック・塩の調味料。横に追加のソースの容器が立っている。好物の青海苔は厨房でかけられて出て来ているが,追加の容器はなし。

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好みで,ゴマとガーリックを多めにかけていただく。
旨い。その一言ですね。天五の「厳島(いつくしま)」でいただいた広島焼は,ほとんど粉モン感を感じなかった。野菜と麺とソースの旨味が前面に出ていた。ここのはちょっと違って,どっしりとした粉モン感がある。より大阪のお好み焼きの食感に近い感じ。私は,エスニック好きの羊肉クラスタという変わった味覚を持っているので,たいていの地方や国の料理もそれに口を合わせて美味しくいただけるのだが,「粉モン好きの大阪人」ならこちらの方が好みかと。
そして何より,うどんの旨さ。大阪のモダン焼きなら「そば」一択だが,広島焼は「うどん」もアリですね。これからはどちらにするか,毎回悩みそう。
と,今回も満足して,お勘定は1,200円。ごちそうさまでした。

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店舗外観。住宅街にポツンとあるので,特に日暮れてからは明るい照明で目立つかと。看板も遠くからよく見える。

※メニュー画像(8枚)が店舗データ下の「続きを読む」で表示されます。

広島焼き ののすけ
アクセス: 大阪市営地下鉄御堂筋線我孫子(あびこ)駅下車,徒歩6・7分。1号出入口よりマクドの前の商店街を東へ。すぐの十字路を北へ左折。ここから北へどんどん歩いていい加減飽きた頃の信号を渡って,更に2ブロック行く手前,道の左側に見える路面店。地下鉄長居駅,JR我孫子町駅・長居駅からも少し遠くなるが徒歩10分圏内。
住所: 大阪市住吉区苅田2-16-5 レジデンス寿1F
電話: 06-6696-5758
営業時間: 11:00~14:00 / 17:30~22:00
定休日: 日曜日
喫煙: 可
リンク: ホームページ ぐるなび 地図 
以下,メニュー画像。クリックで拡大します。メニューは枚数も多く,更に料理の種類・品数が多い。他に店内の壁にもいろいろな表示。

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上のページはメインの「広島焼」。トッピングの種類が多い。

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大阪人に向けて「広島焼」の特徴を説明。マヨネーズ・辛子は大阪人向けか? 広島人はあまりかけない印象。

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鉄板焼でちょっと一杯も可。

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焼そば・焼うどんのみならず,大阪のお好み焼きやネギ焼もある。

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オリジナルの「変わり焼き」。

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ドリンク各種。

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これは季節限定かな? 広島・宮島産牡蠣のメニュー。

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「広島焼」と大阪のお好み焼きの比較も。