Sojin Project

大阪市内を中心にした食べ歩き記録です

2017年09月

ある日の晩酌時,西心斎橋をうろうろしていたのだが,道端に「鶏と牡蠣 山賊屋」の看板を見かける。店頭には所狭しと大きなメニュー看板が。中国語併記なので,外国人観光客も目当てらしい。で,特に情報もないが牡蠣に惹かれて入ってみる。
店内,入ったところはレジで結構な大箱の予感。更に入ると右手に板さんの並ぶ板場と向かい合うカウンター席が8席程,左手には2人掛けテーブル席が2卓。だが,奥に更に大きな厨房があり,その左に通路がある。その奥には座敷や個室があるようだ。全140席と大箱らしいが,入ったところのスペースは厨房で仕切られているので,カウンター席に座るとこじんまりとした居酒屋の雰囲気で落ち着く。

生ビール+突出し@豆助

取り敢えず生ビール(スードラ)\626(以下税込)。で,いきなり炭火が出て来たので「え?まだ何も頼んでないよ」とびっくりしたが,これがデフォの「炭付きだし」\680らしかった。

突出し拡大@豆助

突出しにいきなり焼松茸。ま,季節だわなぁ。後は何かの魚とイカの皮。

突出しを焼き焼き@豆助

自分で焼かせていただきます。

生牡蠣@豆助

上の写真は,お目当ての「生牡蠣」\702。ま,季節外れだからこんなものかな。

いぶりがっこクリームチーズ@豆助

こちらは「いぶりがっこクリームチーズ」\842。これは正解。いぶりがっこ(秋田名物のタクワンの燻製)にこのクリームチーズがよく合っている。お酒がどんどん進むメニューだ。右上に写っている小皿のオリーブオイルを付けても趣が変わってまたいい。

おまかせ地酒飲みくらべ3種@豆助

で,メニューには様々な地酒が並んでいるが,「おまかせ地酒飲みくらべ3種」\1,058。
以上で,お勘定は4,103円。

カウンター上@豆助

カウンターの上はこんな感じ。メニューがいろいろ。

カウンター席@豆助

カウンター席の向かいでは,何人かの板さんが忙しそうに調理している。気配はまったく感じないが,奥の座敷で宴会でもやっているのだろう。酔って来たので,遠慮気味に忙しそうな板さんにお相手して貰う。

店舗外観@豆助

店舗外観。店頭のメニュー看板で,おおよそのアテの目算をつけて入店できる。

※メニュー画像(3枚)が店舗データ下の「続きを読む」で表示されます。

山賊海賊焼 豆助 西心斎橋店
アクセス: 大阪市営地下鉄心斎橋駅下車。もよりは御堂筋線7号出入口(心斎橋OPA)。ホテル日航とオーパの間の道を西へ。道の右(北)側の歩道を進み,最初の十字路を過ぎ,左に「餃子舗珉珉(みんみん)」「モスバーガー」を見てその先,南へ道の分かれる三叉路の北側。徒歩2・3分。四ツ橋駅からも同じぐらい。
住所: 大阪市中央区西心斎橋1-10-18
電話: 06-6253-0919
営業時間: 昼 11::30~15:00(L.O.14:00) / 夜 17:00~23:00
定休日: 不定休日あり
喫煙: 可
リンク: ホームページ ぐるなび 地図 
続きを読む

3年ぐらい前に開店したのかな? 河内の方に本店があるとかいう話。ご近所では「シャカリキ」で通じる。「男めん!」「男の修行!」とかのキャッチフレーズで,どうやら「なんとかマシマシ」の二郎インスパイア系らしい。「麺喰い」なので,具が主役で麺が脇役になっちゃっているような麺類はあまり好きでないので入ったことなかった。が,最近,見知らぬ方のブログで「豚骨細麺」という別メニューがあり「バリカタ」などの指定も出来るという。博多ラーメン好きとしては興味を惹かれて,呑みの〆に訪問。って,呑んでた行きつけの居酒屋の隣りだったんだが。
で,派手な看板の目立つお店に入ると,左側に券売機。取り敢えず,「豚骨細麺(替玉1玉付)」\720(以下税込)をポチり。煮玉子(味玉)好きなので,トッピングに+\100。

5acaf7cb.jpg


上の写真はメニュー(クリックで別タブで拡大します)。入店して1人だとスタッフに伝えると,入口すぐの2人テーブルに案内された。カウンター席はなく,奥に4人席以上のテーブルが複数あるよう。このメニューは席の横の壁に貼ってあったので,何を注文するかまだ決めていない時は,先にテーブルを確保してから入口の券売機に戻る方が分かりやすいかと。
このメニュー以外に詳しい注文方法の張り紙もあった。スタッフに無料トッピングを聞かれ,「肉マシマシ・青ねぎマシ・もやしマシ・背脂マシ・刻にんにくマシ・旨辛脂マシでバリカタ」とオーダー。麺の硬さは「こなおとし・はりがね・ばりかた・かた・ふつう・やわ・ばりやわ」から選べる。なお,「男の修行」の中太麺も「硬め・普通・柔め・激柔」の4段階選べる。当然「全部マシマシ」でも追加料金は発生しない。

旨辛脂@釈迦力

オーダーが済むと,スタッフが,水のポットと「旨辛脂」の小皿と「替玉無料券」を置いていく。コップはテーブルに置いてあるので自分でポットから好きなだけ入れる。なおオシボリは出て来ないが,テーブルにボックスティッシュが用意されている。開店3年目とあって,オペレーションもこなれて,スタッフはキビキビと動いている。

カスター@釈迦力

上の写真はカスター。「ラーメンには胡椒」派なので,胡椒の用意があるのは評価ポイント。最近のこだわりのラーメン屋は胡椒を置いていないからね。隣りのラーメンたれは試すのを忘れた。左上の見切れている張り紙は「替玉は最初と違う硬さで」というお店のお勧め。

豚骨細麺@釈迦力

混んでいたのでややあって「豚骨細麺」登場。チャーシューは1枚が大きく,味もそこそこシュンでいて(染みていて)いける。3枚(肉マシマシ)は結構なボリュームだな。煮玉子は半欠け3個。後で店頭の料理見本写真をよく見ると,デフォで半欠け1個入っているようだ。

麺リフティング@釈迦力

お約束の麺リフティング。久しぶりの「バリカタ」細麺が旨し。都心の博多ラーメン有名店と比べると可哀想だが,近場で軽く済ませるにはいい感じ。スープは「刻にんにくマシ」でも結構ニンニクが効いていた。「マシマシ」にしなくて良かった。飽きが来ないように途中で「旨辛脂」を投入して味変。

替玉@釈迦力

博多の替玉制度(極細麺なので食べているうちに伸びてしまうので大盛りにできない)は昔から当然知っていたが,いつも呑みの〆なので,試すのは初めて。もう麺が終わりだなというタイミングで,スタッフを呼んで「替玉無料券」を渡す。硬さを聞かれて,お店のお勧めに従って「バリカタ」から「ハリガネ」に変える。いつも「バリカタ」なので「ハリガネ」も初めてだな。替玉はさすがに「ハリガネ」なので即出て来た。初めての「ハリガネ」は「半分生麺」,確かに歯ごたえあり。でも,私的には「麺を楽しむ」には「バリカタ」が限度だな。

店舗外観@釈迦力

店舗外観。ご覧のように目立つ店舗なので見落とすことはない。向こう隣りは居酒屋「天ぷら 海鮮 海ごこち」。

黒木製麺 釈迦力 友 (しゃかりき とも)
アクセス: 大阪市営地下鉄御堂筋線我孫子(あびこ)駅1号出入口より,マクド前から商店街を東へ進むとすぐに十字路。北へ左折して居酒屋・他の店舗が何軒もならぶ通りを少し行った先,道の左側の路面店。徒歩2分。
住所: 大阪市住吉区苅田5-19-4 登和マンション1F
電話: 06-6696-7933
営業時間: 11:30~14:30 / 17:30~23:30
定休日: 無休
喫煙: 不可
リンク: 地図 

本場の台湾ラーメンで一番知られた「担仔麺(タンツーメン)」をウリにしている居酒屋。「担仔麺 大阪」とググッて見付けた。某飲食店口コミサイトでは「掲載保留」となっているが,8月は立て続けに2軒,実際には営業しているのに「掲載保留」となっているお店を見つけたので,ここも?と思って,月曜日に東心斎橋で飲んだ後,御堂筋を渡って西心斎橋へアメ村探訪に出かけたら,やっぱりちゃんと営業していた。
口コミサイトには「立ち飲み」とあるが,実際には,L字カウンター10席の椅子席,奥の小上がりの座敷にテーブルが2つ。美人ママ1人で営業されていた。後でママに聞いたところでは,阪神高速延伸で立ち退いた本町のお店は立ち飲みだったが,こちらでは椅子席営業だそうだ。

担仔麺(タンツーメン)@233www

取り敢えず「台湾担仔麺」\650。苦手なものはありますか?と確認されたが,逆に「きっちり台湾現地風で」とお願いする。野菜たっぷりで真ん中に台湾ミンチ(豚そぼろ)の乗ったビジュアル。麺類に載せるミンチは,脂身を取って作るそうだ。一方で魯肉飯(ルーローハン)のミンチは脂身混入と違いがある(←酔っ払って聞いていたので,間違っていた場合は私の勘違いです)。

担仔麺リフティング@233www

お約束の麺リフティング,白っぽい太めの平打ち麺ストレートで,私の好きなタイプ。いや,この麺なかなかイケる。製麺所に特注しているそうだ。スープも野菜もいい味出していて,飲みの〆のラーメンとして,あっさりとした食味でどんどん箸が進む。完食。

ところで,アメリカ村中心部の路地裏の隠れ家居酒屋なのだが,隠れ家の常として見つけにくいので,以下,道案内。

路地入口@@233www

御堂筋周防町の交差点から,三角公園へと続くアメ村のメインストリートを西へ,北側のビッグステップの左(西)隣りのミリタリーショップ「ガラクター」の道を挟んで真向かい(南側)のビルとビルの間の狭い路地。左がブティック,右がシューズショップ。路地入口上の方に「当ビルエレベーター入口」の矢印形看板がある。

ビル入口@233www

路地を入ると,すぐに上の写真,「台湾担仔麺」の看板が見える。この看板が立っていれば営業中。

1階エレベーターホール@233www

1階エレベーターホールの案内では5階は空白だが,ちゃんとお店は存在します。

店内風景@@233www

5階でエレベーターを降りると目の前に大きなタトゥーの看板があるが,この彫物師さんのお店は右側6階,左側の白く長い暖簾の掛かった入口が「233www」のお店。月曜日は初訪問だったので,暖簾を開けて「ここは担仔麺のお店ですか」と聞いた。中に入ると普通の居酒屋,別に担仔麺を食べなくても居酒屋遣いでOK(って,だから居酒屋だから)。
なお,上の写真,もちろん,ママと先客に「ネット顔出しOKですか?」と許可を取っている。心良くOKくださったことを感謝します。

233www担仔麺の居酒屋(ニーサンサンダブルダブルダブル タンツーメンのいざかや)
アクセス: 大阪市営地下鉄心斎橋駅下車。もよりは御堂筋線7号出入口(オーパ),御堂筋を南へ2つ目の十字路(御堂筋周防町)を西へ右折。左(南)側歩道を2ブロック行く手前の路地を入ったところ。記事本文参照。四ツ橋駅からも近い。
住所: 大阪市中央区西心斎橋2-10-29 アメリカ村センタービル5F
電話: 080-9124-0645
営業時間: ランチ 12:00~15:00 / ディナー 17:00~24:00
定休日: 土日祝
喫煙: 可
リンク: 地図 

↑このページのトップヘ