Youtubeで見かけた台湾料理店。国道1号線(曽根崎通)と天満橋筋の交点,東天満交差点南西角にある。ネットでググると「台湾同客餃子館」と「大阪同客餃子館」の2つの表記が混ざってる。「同客」は「トンクー」または「どうきゃく」と読むらしい。
台湾で創業30年の同名店を3店舗やってたらしいが,料理人の親父さんの体調も思わしくなかったので,日本留学から帰った息子さんが,「日本にいる留学生などの台湾人に故郷の味を食べさせたい」と勧めて,店を人に任せての日本進出だという。親父さんが厨房,息子さんがフロア担当のようだ。息子さんは日本語堪能だが,親父さんが日本語を話している姿は見なかった。
で,取り敢えず生ビールを頼むと,息子さんにセットの方が安いと勧められる。生ビール中(キリンラガー)は単品で\380,水餃子(5個)は単品で\300だが,「お得セット(生ビール+餃子または唐揚げ)」なら\500だというので,「生ビール+水餃子」(焼餃子もあり)をいただくことに。

水餃子@同客餃子館

キリンラガー生をいただいていると程なく出て来た水餃子。結構大ぶり,二口サイズぐらい。タレを付けていただくと,これが旨い。皮は水餃子らしく厚めでもっちりとした食感。具(餡)もしっかりとしている。今まで現地の人が料理人の本格中華で食べた水餃子の中では1・2の旨さ。

台湾ビールプレミアム@同客餃子館

これはやっぱり台湾ビールだなと,続けて「台湾ビールプレミアム」\500をいただく。すっきりとした口当たり。

日式魯肉飯@同客餃子館

上の写真は「魯肉飯(ルーローファン)」\450。台湾風と日本風が選べるがどちらがいいかと聞かれた。台湾風はよそでも食べられるので,この店オリジナルだという日式魯肉飯をいただくことに。台湾では生卵は食べないが,日本人は卵かけご飯が好きなのでそれに合わせたという話。オーダーしてすぐに出て来た。

黄身がとろり@同客餃子館

目玉焼き?を割ると黄身がとろりと流れる。八角の風味が台湾を感じさせる。これも旨し。台湾では魯肉飯は料理の「付け合せ」の扱いなので盛りが少ないと聞くが,これも日本式なのか,しっかり丼飯の分量。
と,満足して適度に酔って,ここは次回は台湾本場の魯肉飯をいただこう。日式関東煮ではない「台湾のオデン」というものも試してみたい。八角と漢方は日本人に合わせて控えめにしているというが,現地風もいいなぁ。

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上の写真はドリンクメニュー(クリックで拡大)。フードメニューはページ数が多いので撮らなかったが,台湾料理の数々が,街の大衆中華なみの価格で並んでいる。

店舗外観@同客餃子館

店舗外観。目立つ看板なので見落とさないかと。1階のカラオケ店の右側のドアを開けて階段を2階へ上がる。店内は,カウンター4席,テーブルは4人席3卓・2人席1卓(補助の椅子あり)。他に半個室に4人席1卓・2人席1卓。

大阪同客(トンクー)餃子館
アクセス: 大阪市営地下鉄南森町駅下車。地下道で東に繋がっているJR東西線大阪天満宮駅2号出入口より国道1号線(京阪国道)を東へ徒歩4分,東天満交差点の南西角,ビルの1階ドアを入って2階店舗へ階段を上がる。
住所: 大阪市北区東天満1-2-15 キタムラビル2F
電話: 06-6355-1258
営業時間: 昼の部 11:00~15:00 / 夜の部 17:00~22:00
定休日: 日曜日
喫煙: 可(ランチ禁煙)
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